preparation
心のケア
レッスンを始める前に
読んでいただきたいページ
勉強も大事ですが、
心のケアはそれ以上に大切です
今の時代を生きる人達の多くは
かつて私たちが子供だった時代とは大きく異なり
理解不能な社会規律や
そんな社会に感じる果てしない矛盾
人間関係のもつれ、いじめ(大人子供関係なく)
学校や職場でのストレス
さらには、将来に対する漠然とした不安...
このような複雑な環境の中で
日々もがき
苦しみながら、そして、戦いながら生きています
特に、現代の子供たちは...
- もちろん学校へ通う、勉強する、
いい成績を取る、ということは
彼らの将来に役立つものだと私も思っていますが、ただ闇雲に - 「学校へ行きなさい」
「勉強しなさい」
「宿題やりなさい」
「ゲームをやめなさい」
「テレビばかり観るのをやめなさい」 - これでは逆に、
彼らのやる気を削いでしまうことになります
- 「やりなさい」と、大人が決めつけるのではなく
やるのか、やらないのか、やってみたいのか、
やりたくないのか
まずは彼らと、ゆっくりじっくり話し合って
そして、
彼ら自身に決めてもらうのはどうでしょうか? - やりたくないのに無理矢理やらせるのは、
私は大反対です
ストレスがどんどん積み重なって、いつか身体を壊すことになります
そして、「やりなさい」「やめなさい」を繰り返すと
彼らの中から「心」が消えてしまう
可能性があるからです - そうならないようにするためには、どうしたらいいのでしょうか?
- まずは、何よりも優先してやることがあります
お子さんと一緒に、
ゆっくりじっくり正面から向き合って話しあい
彼らの気持ちを、広い心で耳を傾け、とことんまで聞いてあげましょう
どんなに時間がかかっても、ここは絶対に省略してはいけないところです - その結果、もし「やる」と決めたのなら
彼らが向かいたいと思う最善の道を、大人が用意してあげましょう - 「やりたくない、遊びたい、勉強は嫌い、ゲームがしたい...」
それならそれで、いいと思います
自発的にやりたいと思うようになるまで待ってみるのはどうでしょうか?
- 子供達にとって、勉強だけが全てではありません
勉強以外のことからも、彼らは毎日いろんなことを学んでいるんですから - 学びの「環境」は、とても大切です
もっと学びたい、もっと知りたい、
もっと上手くなりたい
向上心を持って子供達に成長してほしいと願うなら
まずは、そう思える「環境」を整えていきましょう - 学びの質を向上させる要素の中で、
最も大切な「環境」は
大人と子供が一緒に作るものだと考えています - どうか、成績や学力を重要視する前に
一人の人間としてお子さんをしっかりと見つめ
意見を尊重し、彼らがのびのびと学べる環境を一緒に作ってみてください